Messages fromThe Three Ringsマリッジリングがつづる、輝く3つの物語
ふたりの幸せな未来を映す、
スタージュエリーならではのコンセプトマリッジリング。
3つのマリッジリングに秘められたストーリーを、
実際に手がけたデザイナーとクラフトマンの
言葉からひも解きます。
1MOON ORBIT“月の軌道”が導く
永遠のラブストーリー
一周に連なる月のモチーフをグラフィカルに表現した「MOON ORBIT」は、途切れることのないふたりの幸せなときをイメージ。半月をふたつ合わせると満月になるように、寄り添い、補い合うことでふたりの未来が明るく照らされ続ける、という想いを込めています。
BACKSTORY職人技を結集し、
高難度のデザインを具現化
美しい陰影で月の軌道を表現することについて、“どう作っていくべきか、美しく仕上がるのか”と乗り越える課題が多く、職人との話し合いが難航しました。しかし知恵と業を結集し、難易度の高いデザインを具現化。フォルムの高低差や角度、エッジの立てかたで印象がまったく変わってしまうので、微細な角度調整や面の表現、仕上げのテクスチャーにこだわり、理想とする月が完成しました。見る角度によって月の光りかたが変わりゆく様子は、永続性を感じる趣のある仕上がりに。エタニティリングと重ねるなど、コーディネイトも楽しんでいただけるデザインです。(デザイナー:小林琴美)
高難度のデザインであっても、ブライダルリングとして毎日身につけるのにふさわしい耐久性やクオリティを叶えるため、いくつものパターンを試作。デザイナーと意見を出し合いながら、デザインの核となる月が美しく見える形状を追求しました。特に面の角度、そしてつけ心地にもつながる高さは緻密に調整。とにかく丁寧に仕上げないとデザインの良さが引き立たないリングなので、月の形状が崩れないよう一面一面を手磨きで仕上げ、ヘアラインも1箇所ずつ入れて、どこから見ても美しいリングが完成しました。(原型師:高木香子)
2POINTED
STARふたりだけの“一番星”が
お互いを見守り続ける
“ふたりの未来がこの先もずっと光り輝くように”という願いが込められた「POINTED STAR」。お互いが唯一の大切な存在であることになぞらえた“一番星”を、リングサイドの片面だけに表現。相手の存在をいつも感じることができる、お守りのようなリングです。
BACKSTORYデザインとつけ心地を追求した
スタージュエリーらしい甲丸リング
もっともスタンダードなデザインである甲丸リングで、スタージュエリーらしいものを作りたい、という思いから生まれたリングです。一見するとシンプルなリングですが、側面に目を向けると星が浮かび上がるデザイン。あえて片面だけに星を忍ばせており、その星を自分側に向けて着用することで、相手の存在をそばに感じることができます。星を表現した5箇所のダイヤモンドは、大きさや留め方、爪の大きさなど細かい部分にも気を配りました。また、傾斜の角度も職人と何度も話し合うことで、存在感のある星を作り上げることができました。(デザイナー:渡辺尚代)
星のシルエットがモダンに見えるように、角度や斜面の強さを試行錯誤しながら完成した“一番星”。また、リング側面にデザインがあると、どうしても厚みが出てしまうのですが、星の先端ギリギリまでボリュームを抑えたい、というデザイナーのこだわりと熱意を、密なコミュニケーションで形にしました。指につけたときの角のやさしさや内甲丸に徹底的にこだわり、永く愛用いただくためのつけ心地を追求しました。(原型師:宮崎真一)
3BRIGHTFUL PATHふたりが歩む“輝く道”を
いつまでも美しく照らす
美しいS字ラインで、“ふたりが出会い、歩み始めた輝かしい道”を表現した「BRIGHTFUL PATH」。レディスは不動の人気を誇るエンゲージメントリング「STARGAZER」とぴたりと重なることで、さらなる輝きを放ちます。メンズはヘアライン加工と鏡面のコントラストがスタイリッシュな印象に。
BACKSTORY密なコミュニケーションで
作り上げた理想の曲線美
“ともに歩み始めたふたりを照らす光の道”をイメージして、中央に描かれた帯。その左右をあえて非対称にすることで、ふたりぞれぞれの存在を表現しています。この“光の道”のグラデーションがアクセントになるよう、帯の幅や曲線具合を何度も調整。完成したS字ラインは、左手の薬指に自然に沿ってなじみやすく、同じS字ラインの婚約指輪にも相性よく重ねることができます。毎日身につける結婚指輪だからこそ、ダイヤモンドは引っ掛かりの少ない彫り留めに。輝きとつけ心地を両立するために欠かせない、高難度の技術によって仕上げられたリングです。(デザイナー:渡辺尚代)
デザインコンセプトである“光の道”を表現するうえで、もっとも重要なのは“曲線”でした。単体でつけたときの美しさはもちろんですが、多くのソリテールリングにバランス良く重ねづけできるS字ラインを試行錯誤。0.1㎜単位でリング幅を調整したり、リングを曲げるなどして、デザイナーが求める美しさ、また末長く使っていただくために必要な強度やつけ心地を実現しました。S字ラインは、斜面や平面のほかに一部えぐる面などを作り、光の陰影による視覚効果を使って表現しているのもこだわりです。(原型師:斉藤雅也)
デザイナーとクラフトマンが知恵と技術を出し合い、
二人三脚で作り上げるスタージュエリーの
マリッジリング。
ストーリーを秘めたリングとともに、
ふたりらしい物語をつづって。