
THE KEY STYLES
セレブリティたちの選択。
華やかな世界に生きるファッションアイコンや
セレブタントたち。その一挙一動が話題となる
結婚式に当たって、彼らはどんな決断を?
リング、プロポーズスタイル、ドレスを総覧。
セレブタントの選んだ
エンゲージメントリングの傾向は?
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圧巻はピッパ・ミドルトンの八角形
キャサリン妃の年子の妹であるピッパ・ミドルトン(右)は、ヘッジファンドCEOのジェームス・マシューズ(左)と2017年に元サヤ婚。大富豪のジェームスが用意した、思わず二度見するほどの大きなダイヤモンドリングが世界中の話題に。3.5カラットはあると言われるアッシャーカットのダイヤモンドの周りを、さらにダイヤモンドが取り巻いたクラシカルなリングは今見ても堂々たる輝き。そのお値段はおよそ4000万円とも言われている。
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インスタで大公開、PGが個性的!
リアリティ番組「ザ・ヒルズ」で、一躍人気セレブタントの仲間入りを果たしたローレン・コンラッド(写真)。1年半の交際の後、元ロックミュージシャンという異例の経歴を持つ弁護士ウィリアム・テルと婚約し話題に。そして、インスタグラムで堂々と公開したエンゲージメントリングも注目された。ピンクゴールドのアームにラウンドブリリアントカットのダイヤモンドがきらめくソリテール。推定2.5カラットはあると思われるそのサイズ感に、本当にウィリアムが贈ったの!? なんて疑惑も出る始末。
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IT長者が贈ったリングは意外にも……
Snapchatの創業者であるエヴァン・シュピーゲルを射止めた、超人気者のミランダ・カー(写真)。エヴァンからプロポーズを受けたことを、エンゲージメントリングと一緒に喜びを爆発させながらインスタグラムでアップしていたのが記憶に新しい。イエローゴールドのアームに、約3カラットのラウンドブリリアントカットのダイヤモンドが配された今っぽさ漂うシンプルなデザイン。これは相当なお値打ちものなのかと世間は湧いたが、蓋を開けてみたら750万円ほどだったとか。エヴァンの総資産がおよそ3620億円という事実を知ると、やや抑え気味?
すべてが映画のようにとはいかない!?
セレブタントのプロポーズ事情
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お騒がせキム
3度目はスタジアムで波乱万丈な人生そのものが、いつだって注目の的なソーシャライトのキム・カーダシアン(左)。3度目のプロポーズも、自分が想い描いた以上のゴージャスサプライズできっちり世間の注目を浴びた。3人目の夫となったラッパー兼ファッションデザイナーのカニエ・ウエスト(右)がプランしたのは、野球場を貸し切ったプロポーズ。電光掲示板に「Will you marry me?」とでかでかとメッセージを掲げた。誰もいない野球場に呼ばれた時点で察しがつきそうなものだが、キムはもれなく大感激! スタッフに撮らせたであろうプロポーズの瞬間の写真を、インスタグラムにポストしている。ねえキム、あなた気づいてたよね(笑)?
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リングが水没!?
コメディ映画さながら圧倒的な美貌とスタイルで人気を博す女優のミーガン・フォックス(写真)は、離婚危機を囁かれつつも俳優ブライアン・オースティン・グリーンと仲むつまじくまもなく結婚10周年を迎える。そんなふたりと言えば、ハワイ島にあるフォーシーズンズ フアラライに滞在中に婚約。海辺でロマンティックにプロポーズされ、舞い上がったミーガンは受けとった2カラットものダイヤモンドリングをポロリしてしまう。ロマンティックな恋愛映画から一転、コメディ映画に様変わり。スタッフ総出でリングを捜索したようだが、出てこなかったとの噂。ちなみに懲りないふたりは、結婚式もビーチサイドで実施。指輪の交換は大丈夫だったのだろうか。
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開けても開けても
リングにたどり着かない!元祖イケメン俳優のマシュー・マコノヒー(左)を夫に持つブラジル系アメリカン人モデルのカミラ・アルヴェス(右)。交際当初から12歳上のマシューのほうがぞっこんだったことは有名だ。彼が満を持してプロポーズの場に選んだのは豪華客船でもなく、リッチなリゾートホテルでもなく、家族がゆったり過ごすクリスマスの自宅だった。家族が見守る中、「クリスマスプレゼントだよ」と、婚約指輪が入った箱を渡すというサプライズだったのだが、なんとその箱がマトリョーシカスタイルで開けても開けても箱! やっと最後の箱を開け、リングにたどり着いたところでプロポーズをするもカミラはだんまり。家族が見守る中、YESの返事がもらえるまで結構な沈黙が続いたらしい。時間を置いてカミラの口から「YES」が聞こえた時はマシューのみならず、見守っていた家族も安堵したにちがいない。サプライズも複雑だと混乱させるというのがよく分かるエピソード。エンゲージメントリングを入れる箱はひとつにしよう!
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完璧主義者イヴァンカは
愛のために改宗現アメリカ大統領のドナルド・トランプの長女であり大統領補佐官も務めるパワーウーマン、イヴァンカ・トランプ(左)。180cmという長身を武器に、ファッションモデルも務めた経験のあるまさに才色兼備なソーシャライトだ。そんなイヴァンカの旦那様といえば、トランプ家に勝るとも劣らない資産家のクシュナー家の長男、ジャレッド(右)。会社員時代に出会い、妙なゴシップとも無縁で愛を育み結婚。しかしながら問題がひとつ。クシュナー家はユダヤ教、イヴァンカは長老派のキリスト教信者だったのだ。信仰が原因で一度破局の過去があるイヴァンカは、特にクシュナーママからの猛烈な反対により結婚を諦めかけたとか。しかし、「やっぱり自分の愛を諦めたくない!」と、彼女はジャレッドへの愛をユダヤ教への改宗という形で示した。愛は信仰をも超える。
ドレスはクラシカルorモードに二分!
ゴージャスすぎるセレブタントの晴れの日
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モード&カジュアルな
絶妙エアリードレスイギリスを代表するソーシャライト3姉妹の次女でモデルのポピー・デルヴィーニュ(右)は、生業がいまだヴェールに包まれているジェームズ・クック(左)と2014年に結婚。公私ともに親交があった故ラガーフェルドがデザイナーを務めていたシャネルのドレスで式に臨んだ。太ももあたりから肌がほんのり透けるリッチなチュールデザインは、セントポール大聖堂で行われた静粛な挙式にも、その後行われたガーデンパーティにも対応できる上品さが魅力。今見ても時代を感じさせないおしゃれなドレススタイルだ。ヘアはあえてダウンスタイルでラフに決めたのも、真のソーシャライト故の家柄の良さが滲み出るからこその絶妙なバランスと言える。
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姉は移動時のスタイルも
抜かりなし!ポピーの仲良しソーシャライト姉妹の長女クロエ・デルヴィーニュ(写真)は、28歳でブローカーのエド・グラントと結婚。挙式は酷寒の2月のロンドンで行われたが、会場を移動する時のミンクのファーがあしらわれたポンチョ風カーディガンを羽織った姿が注目を浴びた。ドレスはシンプルなベアタイプのもので、ブランドは不明ながらストンとまっすぐに落ちるラインが華美になりすぎず美しい。ウエディングシューズは、今では花嫁の定番になりつつあるマノロブラニクのハンギシパンプスをチョイス。モード&リッチな装いを実現した。
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実家のお城にマッチ!
レーススタイル大ヒットとなったテレビドラマ「ゲームオブスローンズ」の共演がきっかけで、交際がスタートし晴れて夫婦となった女優ローズ・レスリー(左)とキット・ハリントン。ふたりが結婚式を挙げたのは、スコットランドのアバディーンシャーにある古城。実はこのお城は、ローズの実家が900年もの間所有し続けているもの。ローズってば実はお嬢様だったのだ。そんなムードたっぷりの古城でのウエディングに選んだのは、レバノン発のブランド、エリーサーブの一着。デコラティブなレースが目を引く上品ながら華やかな一着で、お嬢様らしさが際立つ一日を過ごした。
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特注ドレスで
ロイヤルさながらの挙式総資産1京円とも言われる資産家一族の御曹司ジェームス・ロスチャイルドと結婚した、元祖お騒がせセレブ姉妹の妹、ニッキー・ヒルトン(写真)。ロイヤルファミリーも挙式するケンジントン宮殿でセレモニーを挙げた彼女がまとったのは、ヴァレンティノの特注デザイン。繊細な総レースで縫い上げられたドレスは、胸元はもちろん、腕も上品に覆い肌の露出を最小限に抑えたもの。かのグレース・ケリーを彷彿とさせる上品で華やかな装いは、まるでロイヤル級! ちなみにお値段はおよそ750万円だそう。