TREND TIPS

ウエディングブーケのトレンド、
「グリーナリー」って何?

花嫁の幸せをいちばん近くで見守る
ウエディングブーケにも、
ドレスやヘア&メイクと同様にトレンドあり!
『エル・マリアージュ』編集部エディターが、
ブーケの最旬メジャートレンドを解説!

  • ブーケ / mini et maxi flower design

「グリーナリー」なブーケで
自然に寄り添う花嫁に

環境への意識が高まるなか、自然に寄り添いながら自分たちらしい式を挙げたいと願うカップルが欧米を中心に増加中。
グリーン一色の会場装花、ボタニカル感のあるフラワーアーチ、ハーブを飾ったウエディングケーキ、森の中でのパーティなどがその一例だ。
そんななか、フレッシュなグリーンやユーカリなどの葉物をふんだんに取り入れた「Greenery(グリーナリー)」なテイストのブーケが、ここ数年のメイントレンドに。
多肉植物やパンパスグラスを取り入れたそのシャンペトルなスタイルは、時代に敏感な花嫁のウエディングには欠かせない。

環境に配慮したエコなスタイルに共感する人が増えるなか、ナチュラルなテイストのブーケは一過性のブームでは終わらなさそう。ウエディングブーケにどのように取り入れられ、そしてどのように進化するのか。チェックしてみて!

  • ブーケ / logi plants & flowers

多肉植物を主役に個性的なブーケを楽しむ

プニっとしたフォルムとパステル調の色合いで、よく見ればスウィート……そんな多肉植物をウエディングブーケに取り入れるのが人気沸騰中。「白い花とまとめて花嫁らしく清楚な雰囲気におさえるのが人気ですね。また、ヴィヴィッドな色のフラワーやドライフラワーと合わせて、個性的でエッジのあるスタイルを楽しむのも今っぽいです!」

パンパスグラスはおしゃれな花嫁のマスト

ススキのような見た目のイネ科の植物パンパスグラスは、引き続きビッグトレンド。おしゃれなウエディングの必需品に。「リバイバル人気のかすみ草など、小花とまとめてふんわりエアリーなブーケにすると、ナチュラルで好感度の高いブーケになります」。シャンティイレースなど、繊細なディテールがポイントのウエディングドレスと合わせるのが特にオススメ!

エフォートレスなビッグブーケを要マーク

ウエディングブーケは巨大化の兆し。「花々をたっぷりと無造作に束ねたブーケが注目されています」。花々が飛び出ているようなボリューミーなブーケを花嫁が抱きしめるように持つ姿は、ゲストの胸をキュンとさせそう。ドライフラワーや多肉植物など、気になるプランツをすべて束ねてしまうという欲張りも許される! 花の茎の部分を切りそろえてそのまま束ねたクラッチブーケにするのが今の気分。

  • ブーケ / chibi
教える人

雑誌『エル・マリアージュ』編集部
エディター 佐竹優季

主にジュエリーやビューティー企画を担当。結婚6年目、3歳女児の母。公私共に大のウエディング好きで、早く誰かのウエディングにお呼ばれされたい。ジュエリーはきれいな色のカラーストーンに目がなく「いつか娘に譲るから」を理由に散財中。次に狙うは一生モノの腕時計。

ELLE mariage

結婚準備中の読者にとって最大の関心事であるドレスやリング、ヘア&メイクやブーケ、会場、新生活まで、おしゃれ偏差値の高い『エル』のエスプリを軸に洗練されたウエディングスタイルを提案。国内外問わず世界中から集めた上質な最旬情報をお届け!最新号の『エル・マリアージュ No.36』は絶賛販売中。
https://www.elle.com/jp/wedding/

  • Photos / Takahiro Igarashi [Model] (SIGNO),Keita[Still] (FLAME), Getty Images
  • Styling / Hisako Nakayama
  • Hair and Make-up / Keita Iijima(Mod's Hair)
  • Model / Karolina G. (BRAVO MODELS)
  • Illustration / Hiroko Takashino (asterisk-agency)
  • Text / Kyoko Takahashi
  • Produced by HEARST made