ウエディング業界は今、世界的にモード志向が強まっていて、帽子スタイリングはその筆頭！ とくにリゾートウエディングでは、ベールの代わりとして帽子をチョイスする花嫁が増えている。昔はトーク帽のようにアクセ感覚で楽しめる小さめデザインが人気だったのが、最近はアマル＆ジョージ・クルーニー夫妻のウエディングを彷彿させるようなつばのある帽子をかぶるスタイルが主流。トレンドのダウンスタイル、あるいは低め位置のポニーテールとのバランスもグッド。大きめのハットに華やかなマーメイドライン、あるいは麦わら帽子風のデザインに軽やかなエンパイアと、ウエディングドレスとの相性を考えて選んでみては？ SNS映えもバッチリ！

ラフに下めでまとめたシニヨンやポニーテール、ダウンヘアは今っぽいスタイルだけれど、一歩間違えれば“地味な花嫁”に……。そこで、ヘアピンを加えて花嫁らしいゴージャス感を出すのが正解！ フラワー、星、ビーズなど、ドレスやブライダルリングとリンクさせたヘアピンをポイントにつける。あるいはフロントからサイド、バックにかけて連なるようにランダムに挿し、360度どこから見ても表情豊かなアレンジに。ネックレスはせずにイヤリングとヘアピンだけにするなど、全体のバランスを見て引き算するのも大切！

世界の花嫁の憧れナンバーワンアイテムといえば、プリンセス度が高いティアラ！ 英国王室やピッパ・ミドルトンの影響か、最近はクラウンがそれほど高くないものや細身のティアラをカチューシャ風に楽しむスタイルが台頭。ダウンスタイルや下めのまとめ髪と合わせることで、適度にカジュアル感が生まれ、ガーデンウエディングやリゾートウエディングなどでもティアラが浮かなくなる。ロイヤルウエディングの影響もあって、クラシック回帰はブライダル界におけるひとつのトレンド。ぜひ、花嫁になる日に憧れのティアラを手にしてみて！